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飛び込み④
面談の際に何を聞くか
飛び込みや電話を駆使ししながら窓口役担当者との接触を幾度となく試みて、やっとの思いで念願叶って何とか面談できることになった場合は、いったい何を聞けば良いのか?ということになります。
勿論、現状の派遣ニーズの有無を聞きますが、気を付けたいのが、派遣会社側が業界トップクラスの企業でもない限り、初対面で派遣の依頼することは企業担当者にとってかなりハードルが高いという事です。
派遣会社も様々で、オーダーしても人材の紹介がない、その後連絡もない、更には、折り返し連絡が欲しいと伝言しても折り返しの連絡も無い会社や営業担当者もいます。実際に派遣するに至っても派遣社員が来なくなったり問題が起きた際、途端に連絡がとれなくなったまま、後任の派遣社員の提案もなく、後日2、3日分の請求書だけが送られてくるなんていう会社があるのも事実です。
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そうなりますと、企業担当者も少なからず痛い目に合っているので、無駄な発注や無駄な期待は正に時間のムダになりますから、したくないのです。ですから営業の方から最初に派遣のオーダーの有無を尋ねると、もし仮に現状ニーズがあっても、煙に巻かれてしまうか、或いは「無い」ときっぱり言われてしまう事が多いでしょう。では、担当者は何を知りたいかと言いますと、
この2点です。そのうえで、おおむね取引しても大丈夫そうで有れば、オーダーしようと考えているのです。勿論今はニーズが無い場合でも、近い将来ニーズが出た時オーダーできそうかどうかということです。ですから、派遣会社として伝えたいことは、
『御社のニーズに合う派遣社員がいますよ、しかも沢山登録していますよ』
『責任をもって会社として、その担当者である私が全力で対応しますよ』
という2点です。
では、どうやってニーズを聞き出すかですが、訪問の時にヒアリングする時と同じようにして通常の会話の流れで聞きます。但し、職種業務内容については派遣をお願いされていません。それでも登録者に仕事提示をする際に必要な項目を聞いていきます。
・どんな職種で利用しているか?
・どんな業務をこなしているか?
・所定時間は何時から何時までか?
・休憩時間はどうなっているか?
・公休日はどうなっているか?
・年末年始、お盆休み、ゴールデンウィーク?
・派遣社員の残業は何時間くらいか?
・閑散・繁忙期は?
・派遣社員は何で通勤しているか?(駐車場が有料か?)
・現状の実績で予算はどの位か?(時給のこと)
・派遣社員に求める重視しているものは何か?
・派遣会社に求める者は何か?
この位までなら聞き出すことは可能ですし、おおよそ聞きたいことは終わりです。
あとは、先方からの質問に答えるだけです。注意点は先程の2点、ニーズに合う人がいるかどうか、ちゃんと対応してくれるのかどうかニーズに合う人がいるかどうかは、闇雲に大丈夫ですと答えるのではなく一通り会話の中で欲しい派遣の内容やポイントを聞いていますから、それを聞かせていただいた上で
「お話しを伺った内容ですと弊社の登録者の中に必ずおります、ご紹介できると思います。」
と答えます。ですから非常に信憑性が高い回答が出来ているということになります。
いずれにしても、この2点「ニーズに合う人がいるか」「ちゃんと対応してくれるのか」に対して共にyesなら受注確立は格段に上がります。
いかがでしょうか。わずかな違いの繰り返しと時間の経過により自然と結果が大きく違ってくるということは、細部の仕組みまでもが重要であることを理解しているか否かの違いです。それは企業価値を左右するとても重要なことです。頭でわかっていても実行に移せるかどうかが重要です。興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。