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派遣社員から退職申出②
契約期間途中の場合
契約途中
派遣社員が契約途中で退職したいと言ってきた場合の対応は4つです。
いずれも何時かは人が入れ替わると考えれば、その時期の問題です。当然、人が入れ替わる頻度は少なく、就業期間は長い方が派遣先、派遣社員に対するパフォーマンスも高いことになります。更に、ビジネスとしても効率が良い訳です。ビジネスとして最悪なのは、派遣先、派遣社員それぞれから評価を下げられてしまい他の派遣会社に後任のポストを奪われてしまうことです。これは何としても避けなければいけません。 そうなると先ず自社で後任を派遣できる可能性が高い方法がベストということになります。これは、出来る限り派遣先の意向に添って対応することとイコールです。
➤人材派遣業は素早い行動と個別事案の対応スピードが命です
必要な行動としては、
取敢えずは、ここまでのフェーズをミスなく行とという事になります。後はいつ退職するのかによってアクションを起こす時期が変わります。本日付で退職するというので有れば直ぐにでも訪問して派遣先へ報告しなければなりません。退職までの日数が少ないほど緊急を要する退職理由でなければ派遣先も納得はしません。つまり最悪のケースになる可能性も出てきます。派遣社員に直接話を聞き理由を確認したら、出来る限りの交渉で時間的な譲歩を引出します。そのうえで派遣先の担当者へ報告します。この時途中から派遣社員を交えて話しても構いません。大事なことは派遣先に出来る限り迷惑の掛からない方法で対応することです。ポイントは
ということになってきます。例えば、1週間後に退職するといった場合、本当に翌日から一週間休まず出勤してくるかわかりません。翌日から、もう既に出社しない可能性も視野に入れて派遣先と話さないといけません。最速で別の派遣社員を派遣することが何よりも重要になってきます。
一方で退職理由がセクハラ・パワハラ、いじめなどの理由であった時は、その話は苦情として受け止め派遣先を巻き込んで対応をとる必要が出てきます。その場合、直ぐには後任を探す動きはとらず、この苦情の対応に注力し、その行き先を見極めていきます。直ぐに後任を探す動きはとらない事については派遣先にしっかりした対応をお願いする毅然とした態度として示し、後任が必要になった場合には、確実に自分のところから派遣させてもらう為の約束を取り付けます。即先程述べた最悪のケースを避けるためです。
いかがでしょうか。わずかな違いの繰り返しと時間の経過により自然と結果が大きく違ってくるということは、細部の仕組みまでもが重要であることを理解しているか否かの違いです。それは企業価値を左右するとても重要なことです。頭でわかっていても実行に移せるかどうかが重要です。興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。